行動療法士とは

行動療法士は「行動療法」という心理療法の専門家です。国家資格ではありませんが、日本行動療法学会によって資格が認定されています。

行動療法は不安や恐怖の症状などには特に有効なカウンセリングの手法であるとして注目されているもので、社会不安障害、対人恐怖症、パニック障害、心的外傷後ストレス障害などの治療に多く取り入れられている方法です。

では、行動療法とはどのような手法なのかというと、無意識のうちに身に着けてしまった習慣の中から好ましくないものを改善していくという手法です。再学習という方法がとられ、例えば条件反射的に不安を覚えてしまうようなある条件下で、それを不安に感じる必要がないことを再学習させるなどの治療が行われます。行動療法士はその再学習のサポートをするのが最も大切な役割です。

再学習によって不安や恐怖が改善されたり、問題行動が改善するなど、行動療法を行うことによって生活の大きな助けとなったり、自信を取り戻すなど、クライアントの心に与える影響は大きいといわれています。

行動療法士は、日本行動療法学会に2年以上入会し、研修を受けることとともに、論文の発表が資格取得の条件とされているため、専門的な知識が必要な資格といえます。研究者としても側面も強く、初心者がいきなり取得を目指すには難しい資格ではありますが、その分、取得すれば活躍の場も広がる資格でもあります。

カウンセリングの現場でも行動療法は注目を集めている方法ですので、カウンセラーの中でも行動療法士が担っている役割は大きいといえるでしょう。

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