臨床美術士とは

臨床美術士は、臨床美術に関して専門の知識を技術をもつ専門家のことです。国家資格ではなく、NPO日本臨床美術協会 が資格の認定を行っています。

臨床美術とは、美術が持っている脳を活性化する力や心を癒す力を利用し認知症の予防や症状軽減に役立てたり、心の問題のケアに役立てるというものです。

こうした美術が持っている力を医療の現場に役立てる専門家が臨床美術士で、美術の基礎知識が必要なのはもちろんですが、認知症や心の問題など医学的な知識も必要となるため専門性は高い職業です。

臨床美術士の仕事は、クライアントに対して様々な創作活動への参加を促しますが、決して美術作品の作り方を教えるのが目的ではありません。主体的に創作活動に参加をすることを通して、気持ちを表現させたり、創作活動を通じたコミュニケーションをとることなどが目的ですので、臨床美術士の役割はそうした体験をさせるためのサポートをするところにあります。創作した作品を仲間と評価しあったり、どんな作品をつくったとしてもそれを受け入れて肯定することなどを体験することで、自分を表現し受け入れられることの喜びなどを体験できるところが臨床美術の特徴の一つでもあります。

仕事としての認知度は高くありませんが、絵画などの創作を行うことで脳が活性化することや、心の回復の効果があることなどは成果が認められており、これから活躍の幅が広がることが期待されている職業でもあります。

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